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2023年04月17日

COLUMN

漆喰の住宅で後悔しないためには?デメリットとメリットを解説します!

漆喰壁の住宅を建てると後悔するという話を聞いたことがある方は、多くいらっしゃると思います。
漆喰とは、水酸化カルシウムを主な材料とした壁材です。
今回は、漆喰の住宅を検討されている方や、気になっている方のために、漆喰の住宅のメリットとデメリットを解説します。

 

□後悔しないために知っておきたい漆喰のデメリット

初めに漆喰のデメリットを解説します。

一つ目は、費用がかかることです。
漆喰の材料は量産できず、費用がかかるため材料費が高く、施工も技術が必要なので施工費用も高くなり、トータルの費用が高くなります。

二つ目は、施工職人の技術が必要なことです。
現代の外壁には誰が行っても仕上がりが良い外壁も多くあります。
しかし、漆喰を施工するには技術が必要です。
漆喰は水を使用して材料を作るのですが、温度と湿度の影響を多く受けます。
その影響を見極めて材料を作り、施工できる職人の技術が必要です。

三つ目は、拭き掃除ができないことです。
漆喰は白く汚れやすいという印象が抱かれがちですが、ほこりや汚れは付きづらい特性があります。
しかし、水拭き掃除ができないことを不便に感じる方も多くいらっしゃいます。

 

□漆喰のメリット

ここまで漆喰のデメリットを解説しました。
ここからは、漆喰のメリットを五つ解説していきます。

一つ目は、調湿・消臭・遮音効果があることです。
漆喰には多孔質という性質を持っていて、顕微鏡で見えるレベルの穴が空いています。
その穴があることで、調湿・消臭効果を持っています。
また、密度も高いので遮音効果も高いです。

二つ目は、耐久性があることです。
漆喰の原料となる水酸化カルシウムには、二酸化炭素を吸収して硬化する特性があります。
そのため、漆喰はしっかりとしたメンテナンスを行うことで、100年という長い耐用年数を持ちます。

三つ目は、自然由来であることです。
化学製品が含まれる外壁は、有害な物質を排出して人体に悪影響を及ぼすものもあります。
漆喰は自然由来の安全な建築剤なので、安心して使用できます。

四つ目は、抗菌性に優れていることです。
漆喰は強アルカリ性であり、殺菌剤として用いられる成分を持っています。
そのため、細菌・カビ・ダニの繁殖を抑えます。

五つ目は、火に強いことです。
防火性が高いことは住宅の壁材としてはとても優秀です。
万が一火災が生じても、化学物質を出すこともありません。

 

□まとめ

今回は、漆喰を用いた住宅のデメリットとメリットを詳しく解説しました。
今回解説した内容を参考にして、漆喰を取り入れようと検討していただけると幸いです。
当社は、みなさまの暮らしをサポートする工務店として、注文住宅を承っております。
住宅の購入を検討されている方は、お気軽に当社までご相談ください。